畑岡 通算1アンダーで暫定9位に浮上「アンダーに持って行けたのは大きい」

[ 2021年6月5日 06:47 ]

米女子ゴルフツアー 全米女子オープン第2日 ( 2021年6月4日    カリフォルニア州 オリンピック・クラブ=6486ヤード、パー71 )

通算1アンダーで暫定9位に浮上畑岡奈紗(AP)
Photo By AP

 26位で出た畑岡奈紗(22=アビームコンサルティング)は7バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの69で回り通算1アンダーと伸ばした。ホールアウト時点で9位に浮上した。

 難コースでバーディーを量産した畑岡は「終わって聞くまでは7つバーディー取れたと思っていなかった。今日アンダーに持って行けたのは大きかった」と話した。

 出入りの激しいゴルフだった。9番から出て14番でラフを渡り歩いてダブルボギーを叩くなど前半は波に乗りきれなかったが、17、18番、1番とショットをピンに絡めて3連続バーディーで加速した。2番でボギーを叩いたものの気持ちは切らさない。5番で4メートル、6番で2メートルのチャンスを生かし連続バーディーでスコアを伸ばした。

 「昨日よりはフェアウェーをとらえる回数も多く、良い位置からピンを狙えることができた。グリーンも昨日の午後よりはスピンがきいて止まるところが多く、デッドに狙うことができた。3連続バーディーも気持ちを強く持てたと思う」と満足そうに振り返った。

 フェアウェーキープ率は64・3%、パーオン率は72・2%。アイアンショットの精度が好スコアを支えた。合計28パットとグリーン上でもタッチの良さが光った。

 好位置で決勝ラウンドに進む。「上との差もそんなに開いていないので、しっかり明日伸ばして良い位置で最終日を迎えられるようにしたい」と力を込めた。

続きを表示

2021年6月5日のニュース