笹生優花が67をマーク 単独首位でホールアウト「ショットが安定していた」 全米女子オープン

[ 2021年6月5日 11:56 ]

米女子ゴルフツアー 全米女子オープン第2日 ( 2021年6月4日    カリフォルニア州 オリンピック・クラブ=6486ヤード、パー71 )

笹生優花
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  首位と2打差の6位から出た笹生優花(19=ICTSI)は6バーディー、2ボギーの67で回り通算6アンダーと伸ばした。ホールアウト時点で単独首位に立っている。

 スコアを4つ伸ばした笹生は「本当に楽しかった。昼からのスタートでちょっと寒かったけど、ショットが安定していて、パットもちょこちょこ入ってくれたので良かった」と振り返った。

 正確なショットを武器に難コースを攻略した。弾道の高い球でピンを果敢に攻めた。13番パー3では、もう少しでホールインワンというスーパーショットをピン側につけてバーディー。18番では第2打を50センチにつけて伸ばした。

 パワフルなスイングで、他の選手を苦しめている深いラフも苦にしない。フェアウェーキープ率は42・9%ながらパーオン率は72・2%。5番では左ラフからピン手前2メートルにつけてバーディー。6番は右のラフからピン奥4メートルに乗せた。

 グリーン上でも抜群のタッチを披露し合計27パット。最終8番では4メートルの好機を生かした。

 「また全米女子オープンでプレーできたことがうれしい。とにかく楽しもうと思っているし、経験を積もうと思っている」。全米女子オープンは3年連続3度目の出場。初出場の19年は予選落ちしたが、昨年は6位で予選を通過し13位。今年4月のロッテ選手権では第2日まで首位を走り6位。米ツアーでも実績を残している。

 海外メジャー初制覇を視界に捉えた19歳は「この調子で楽しんで頑張りたい」と残り36ホールを見据えた。

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2021年6月5日のニュース