高安 名古屋場所での大関復帰へ「中途半端は駄目 千秋楽まで優勝争いに絡む」

[ 2021年6月5日 05:30 ]

名古屋場所に向け、稽古する高安(代表撮影)
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 大相撲の関脇・高安(31=田子ノ浦部屋)が4日、東京都江戸川区の田子ノ浦部屋で代表取材に応じ、大関復帰に挑戦する名古屋場所(7月4日初日、ドルフィンズアリーナ)に向け意気込みを示した。

 春、夏と三役で2場所連続2桁勝利。伊勢ケ浜審判部長(元横綱・旭富士)は復帰の条件として13勝以上の優勝を目安に挙げており「中途半端な成績では駄目。気合を入れて体をつくって千秋楽まで優勝争いに絡むのが目標」と気合を入れた。日頃稽古をつけてもらっている荒磯親方(元横綱・稀勢の里)が名古屋場所後の8月1日付で独立する。「入門した時からずっと兄弟子だった。節目なので、頑張りたい」と言葉に力を込めた。

 〇…小結・御嶽海は墨田区の出羽海部屋で基礎運動を中心に約2時間の稽古。夏場所は5場所ぶりの2桁となる10勝をマークし「久しぶりに自分の相撲を15日間全部取れた。今までの2桁とは違う」と胸を張った。名古屋は18年に初優勝を果たした場所で「自分は気温が上がる5、7、9月の3場所が調子がいい」と気合十分。7月で三役通算25場所となる実力者は「大関獲りの足場固めというより、ずっと2桁を取り続けることを目標にしている」と話した。

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2021年6月5日のニュース