サーフィン、カノア首位通過で5回戦進出! 松田は敗者復活4回戦敗退…五輪出場はライバル結果待ち

[ 2021年6月5日 05:30 ]

男子4回戦を突破した五十嵐カノア(ISA提供)
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 サーフィンのワールドゲームズが東京五輪世界最終予選を兼ねて3日にエルサルバドル・ラボカナなどで行われ、男子の村上舜、大原洋人、五十嵐カノア(木下グループ)と女子の前田マヒナは4回戦を突破して5回戦に進んだ。女子の都筑有夢路は敗者復活4、5回戦を勝ち上がり、同6回戦に進出。松田詩野は同4回戦で敗退した。村上は1組を13.50点、五十嵐は5組を15.40点で首位通過。4組の大原と女子4組の前田は2位で抜けた。松田は敗者復活4回戦6組で5.00点の4位に終わった。

 女子の松田は出場選手中トップの17点台をマークした前日と同じ会場だったが、波の形が不安定な条件に苦戦。20分間で2本しか波に乗れなかった。全体15位と飛躍した前回大会の再現はならず41位で姿を消した。1、2月にはハワイで合宿を行うなど「気持ちの準備ができる期間があった」と、今大会に向け心身を研ぎ澄ませてきた。結果は不完全燃焼ながら、前田と都筑の成績次第で五輪への道は残っている。今は静かに吉報を待つしかない。

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2021年6月5日のニュース