池江璃花子、大坂なおみについての質問 慎重に言葉選び「アスリートの負担にならないように」

[ 2021年6月5日 17:43 ]

池江璃花子
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 競泳女子で東京五輪日本代表の池江璃花子(20=ルネサンス)が5日、テニスの全仏オープンを棄権してうつを告白した大坂なおみ(23=日清食品)に言及した。

 千葉県内で開催されているジャパンオープンのレース後に取材に対応。外国人記者からの質問に「ここで大坂選手の話を出すのはどうかと思うが、アスリートの負担にならないようになればいいと思います。取材対応は大事。競泳には競泳、テニスにはテニスのやり方があるので、私からのコメントは控えさせていただきたい」と応じた。白血病から劇的な復活を果たして五輪出場権を獲得。世界から注目を集める立場として慎重に言葉を選んだ。

 この日は女子100メートル自由形に出場。予選を1位通過し、決勝は54秒26で2位だった。4月の日本選手権で53秒98で優勝して女子400メートルリレーの代表権を得た種目。「日本選手権より速いタイムが出るんじゃないかと思っていたが、甘い世界ではないことを痛感しました。負けるつもりはなかったので、悔しい気持ちがいっぱいですが、明日も残っているので切り替えたい」と語った。6日には100メートルバタフライに出場する。

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2021年6月5日のニュース