チーム最重量No・8タタフが減量宣言 ポジション争いは自信「あります」ラグビー日本代表合宿

[ 2021年6月5日 19:32 ]

オンライン取材に応じるテビタ・タタフ
Photo By スポニチ

 大分県別府市で合宿を行っているラグビー日本代表No・8テビタ・タタフ(25=サントリー)が5日、オンラインで取材に応じ、チーム一となる体重121キロからの減量を宣言した。

 日本協会が5月24日に発表した代表名簿では、並み居るプロップ勢らを抑えて「124キロ」と発表されたタタフ。この日、取材に応じた際には「今は121キロ」と3キロ落ちていることを明言したが、「119キロまで落としたい」とさらなるシェイプアップを目指す考えを示した。

 今季のサントリーではケガで離脱した時期もあったが、鍛え抜かれたフィジカルを武器に活躍。ゴール前から強引に押し切ってトライを奪った試合もあり、パワフルなプレーが認められて代表入りした。ただ、世界一のフィットネスを求められる日本代表では、動ける体に仕上げることが重要。「たぶん、今までで一番きつい」という練習をこなしながら、シェイプアップを目指していく。

 No・8は19年W杯代表の姫野和樹(ハイランダーズ)とアマナキ・レレイ・マフィ(キヤノン)に加え、フランカーもこなせるプレーヤーがひしめく激戦区。取材中に何度も笑みをこぼしたナイスガイのタタフは、ポジション争いついて「(自信は)あります」ときっぱり。16年のアジア選手権で3キャップを獲得しているが、出場すれば真のインターナショナルデビューとなる今月26日の全英・アイルランド代表ライオンズ戦(英エディンバラ)へ「フィジカルバトルが楽しみ。向こうはデカいし重い。そこで負けないように頑張る」と舌なめずりした。

続きを表示

2021年6月5日のニュース