サントリーがクボタ下す トップリーグ最後の王座懸け23日パナソニックと決勝

[ 2021年5月16日 15:19 ]

ラグビー日本選手権兼トップリーグ・プレーオフトーナメント準決勝   サントリー26―9クボタ ( 2021年5月16日    大阪・花園ラグビー場 )

<サントリー・クボタ>後半、ペナルティーゴールを狙うサントリーのSOボーデン・バレット
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 3季ぶり6度目のリーグ制覇を目指すレッドカンファレンス1位のサントリーが、同3位のクボタを26―9で下し、今月23日の決勝(東京・秩父宮ラグビー場)進出を決めた。決勝ではホワイトカンファレンス1位のパナソニックと現行最後のトップリーグ(TL)王座を争う。

 今季唯一の全勝を続けるサントリーが、準々決勝で神戸製鋼を破ったクボタの勢いを止めた。序盤はプレーオフらしくPGの蹴り合いに。サントリーはSOバレットが3本連続の成功で前半30分に9―6と初めて勝ち越すと、同33分には敵陣ラインアウトから素早く大外へパスを回し、WTB江見がチーム初トライでリードを広げた。

 後半もFW勢を中心にボールの争奪戦で効果的に圧力を掛け、敵陣でペナルティーを得るとバレットが次々にPGを決め、徐々にクボタを突き放した。自陣ゴール前では堅いディフェンスを見せ、相手をノートライに抑えて決勝進出を決めた。

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