中日クラウンズ第2ラウンド 雷雲接近で中断 首位スタートの金谷はスコア落とす

[ 2021年5月1日 16:25 ]

<中日クラウンズ・第1R>9番、セカンドを寄せ、ギャラリーの声援に応える金谷拓実(撮影・井垣 忠夫)
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 男子ゴルフツアーの2021年第3戦、中日クラウンズ(賞金総額1億円、優勝賞金2000万円)は1日、愛知県東郷町の名古屋GC和合C(6557ヤード、パー70)で第2ラウンドを行っているが、雷雲接近のため午後4時6分に競技を中断した。2組6人がホールアウトできずに雷雲が去るのをクラブハウスで待っている。

 強い風の中、首位スタートの金谷拓実(22=フリー)は3バーディー、4ボギーの71とスコアを落とし、首位に2打差の通算5アンダー、7位に順位を下げた。

 首位に5打差の32位からスタートした前回大会(2019年)の覇者・宮本勝昌(48=ハートンホテル)が1イーグル、7バーディー、3ボギーの64をマークし、日大の同級生・片山晋呉(48=イーグルポイントGC)、高山忠洋(43=スターツ)ら4人と通算7アンダーで首位に並んでいる。

 石川遼(29=CASIO)は70とスコアを伸ばせず、通算1オーバーの47位に低迷している。

 第1ラウンドを1アンダー、32位で終えた岩本高志(46)が1日の朝に37・8度の高熱を発し、抗原検査の結果、陽性となって第2ラウンドを棄権した。日本ゴルフツアー機構(JGTO)によると、第1ラウンドで岩本と同組だった大槻智春(31)、市原弘大(38)の2人は1日のスタート前に抗原検査を受け、陰性だったという。
 
 競技は4月30日に大量に降った雨のため54ホールに短縮され、規定により賞金ランキングへの賞金加算額は当初の総額の75パーセントになる。
 

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2021年5月1日のニュース