国際柔道連盟、イラン連盟に4年間の資格停止処分

[ 2021年5月1日 05:30 ]

 国際柔道連盟(IJF)は29日、19年世界選手権東京大会でイラン政府がイスラエルの選手と対戦しないよう自国選手に強要した問題で、イラン連盟に23年9月まで4年間の資格停止処分を科すと発表した。

 世界選手権などIJFの大会出場を禁じ、国内オリンピック委員会が選手団を派遣する東京五輪には影響しない。男子81キロ級元王者のモラエイが19年世界選手権で政府から「辞退しなければ家族を殺す」と脅されたと告白。指示に従わず出場した大会後はドイツに渡って難民認定を受け、同年モンゴル国籍を取得した。

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2021年5月1日のニュース