日本アイスホッケー選手会が発足 初代会長は福藤豊

[ 2021年3月1日 15:00 ]

福藤豊
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 アイスホッケー選手による選手会「一般社団法人日本アイスホッケー選手会(JIHPA)」が1日、設立された。会長は日光アイスバックスのGK福藤豊(38)が務める。

 これまで国内でアイスホッケー選手の選手会が発足した事例はなく、今回が初めて。社会貢献活動やグッズ製作などを通じてアイスホッケーの普及をめざすほか、引退した選手のキャリア支援なども行う。

 今回会長を務める福藤は、日本人として初めて世界最高峰のアイスホッケーリーグNHLのフィールドに立ったプレイヤーとして知られている。2005年にロサンゼルスキングスと契約を結び、07年に出場を果たした。現在はアジアリーグの日光アイスバックスに所属している。

 福藤は「JIHPAを設立した理由は“子どもたちが憧れる、そしてプレーする選手が憧れるアイスホッケー界をつくること”です」と設立の背景を説明。「私自身の残り短い現役生活でアイスホッケー界のために出来る最後の仕事だと思っており、全力で務めさせていただきます」と意気込んでいる。

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