サントリーの23歳新人SH斎藤が2トライ躍動　バレットとコンビ、初先発起用に応えた

ラグビートップリーグ　第2節最終日   サントリー31ー14ホンダ （ 2021年2月28日    鈴鹿 ）

＜サントリー・ホンダ＞バレット（右）からねぎらいを受ける斎藤（撮影・奥　調）
Photo By スポニチ

　質の高い先発争いを促すため、開幕戦から先発8人を入れ替えたサントリーにあって、最も輝いたのは日本代表の次の正SHの有力候補、斎藤だった。

　日本代表キャップ24の流に代わってTL初先発し、後半17分にモールで猛者たちをうまく制御しながらゴール左へ飛び込むなど、計2トライ。「うれしいですけど、チーム全員で継続してくれた結果なので」と照れた。

　早大の主将として19年度の大学選手権を制し、昨年はサンウルブズの一員として世界最高峰のスーパーラグビーも経験。サントリーでは「今後、この経験が生きてくる」と1年目からオールブラックスの司令塔バレットとコンビを組む幸運にも恵まれた。念願の日本代表入りへさらに大きく視界が開けてきた。