鈴木の恩師が語る大学時代の素顔「三度の飯より練習が好き」

[ 2021年3月1日 05:30 ]

スポニチ後援 びわ湖毎日マラソン ( 2021年2月28日    大津市・皇子山陸上競技場発着 )

神奈川大の大後栄治監督
Photo By スポニチ

 ◆神奈川大・大後栄治監督(56)に聞く

 ――教え子が日本記録の快挙です。
 「一回は勝ってほしいという思いはあった。35キロを過ぎて日本記録に届くかもと興奮して、ゴールしたときは万歳三唱でした」

 ――勧誘した経緯は。
 「高校1年の時に視察して声を掛けた。高校3年のインターハイで活躍して周囲が誰だ?となったが、うちに決まってますよ、いまさら遅いよ!」

 ――学生時代から「練習の虫」と評していた。
 「毎回ストップをかけないと練習し続けてしまう。合宿では2時間ジョグを1日3回。お昼も夕食も帰ってこないこともあった。三度の飯より練習が好き。(大学では)箱根の練習を超えていたので、マラソンをやらせるしかないとなってしまう」

 ――今後にエールを。
 「この時期に4分台は想像していなかった。五輪や世界で勝ちきるには駆け引きにどう対応するかが大事になってくる」

続きを表示

この記事のフォト

2021年3月1日のニュース