鈴木健吾 日本新「少しずつ実感」 東京五輪代表の先輩・中村匠吾からの祝福「ありません」

[ 2021年3月1日 09:23 ]

オンラインで記者会見した鈴木(左)と福嶋監督
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 2月28日のびわ湖毎日マラソンで2時間4分56秒の日本新記録をマークした鈴木健吾(25=富士通)が、レースから一夜明けた1日、オンラインで記者会見を行い、「色んな人から連絡をもらったり、メディアに取り上げられて、日本新記録を出したんだなと少しずつ実感している」と充実感を漂わせた。

 レース後には余裕すら感じさせたが、2時間4分台の負担は予想以上だったという。「思った以上に足にダメージがある。朝少し走った感じだと、前腿に疲労があるので、少し休養をとって次の目標に向けてやっていきたい」と話した。

 日本記録保持者として、そして24年パリ五輪を目指す選手として経験値を積むために各地のレースに積極的に出場する意欲を持っている。「福岡国際や別府大分毎日も出たことはない。そういう大会に出場して色んなコース、気象条件を経験したい」と展望した。

 昨夜は祝福のメールが数え切れないほど届いたといい「頻繁に連絡をとらない人からも連絡をもらった。色んな人が見ていてくれたのかなと思います」と感謝した。大会前に合宿で共に汗を流したチームの先輩で、東京五輪代表の中村匠吾(28)からお祝いのメッセージがあったかと問われると「ありません」と即答し、笑いを誘っていた。

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2021年3月1日のニュース