小林陵侑12位 踏み切り遅れ前日から順位落とす「けっこうヤバい状態」

[ 2021年3月1日 05:30 ]

ジャンプ男子個人ノーマルヒルで12位だった小林陵侑
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 ノルディックスキー世界選手権第4日が27日、ドイツ・オーベルストドルフで行われた。ジャンプ個人男子ノーマルヒル(ヒルサイズ=HS106メートル)で小林陵侑(24=土屋ホーム)は合計250・0点で日本勢最高の12位だった。1回目に104メートルで3位につけたが、2回目は96・5メートルで順位を落とした。ピオトル・ジワ(ポーランド)が268・8点で初優勝。今大会初実施の複合女子個人ノーマルヒルは中村安寿(21=東海大)が4位だった。

 小林陵は1回目に首位と3・1点差の3位につけたが、2回目に飛距離を伸ばすことができず「目の前のメダルだったので悔しいには悔しいけど、そういうジャンプをしている。レベル的には妥当な結果」と振り返った。直近のW杯3戦2勝と好調だったが、向かい風の好条件だった1回目から踏み切りのタイミングが遅れていたといい「(原因が)分からないんですよね。けっこうヤバい状態」と首をひねった。雪辱を期する団体戦と個人ラージヒルに向け「とにかく納得のいくジャンプを2本そろえること」と切り替えた。

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2021年3月1日のニュース