高岡寿成氏 鈴木はロード適性センス抜群 実績積めば世界いける

[ 2021年3月1日 05:30 ]

スポニチ後援 びわ湖毎日マラソン ( 2021年2月28日    大津市・皇子山陸上競技場発着 )

日本新記録でフィニッシュする鈴木健吾?大津市の皇子山陸上競技場で2021年2月28日(代表撮影)
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 【高岡寿成の目】最後のびわ湖毎日マラソンがこのような結果になるとは全く想像していなかった。日本記録を更新した鈴木選手はペースメーカーが外れた後の変化にも対応し、終盤に1キロ2分50秒を刻めた。ロード適性のセンスが非常にあると感じた。彼の良さは一定のリズムでピッチを刻めるところだ。昨年1万メートルで27分台のスピードを身に付けたことも武器になっていると思う。ただ、五輪や世界選手権では今回のような安定したペースで進むことは当然ない。今は海外に出にくい状況だが、海外マラソンを経験して実績を積めば世界と勝負できる人材になると思っている。

 びわ湖で好記録が連発した要因は複数あると思っている。一つは気象条件。いつも雨だったり向かい風もあるが、今年は気温も低く風もなかったので走りやすい状況だった。また、各地のマラソンが中止になりトップ選手がびわ湖に一極集中していいペースで進んだことも記録を押し上げた。私が現役時代には7分台が凄いと思っていたが、今は普通になった。各選手が5分台など高い意識を持っていることが記録向上に拍車を掛けていると感じている。(男子マラソン元日本記録保持者)

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