「GGGPでもリタマ」がガンダムゲームグランプリ王者!賞金200万円ゲット!

[ 2021年3月1日 07:00 ]

「GGGP2021」の本戦を盛り上げた(左から)なかお、マゴ、コーリー、植田佳奈、かずのこ、みやぎ
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 ガンダムゲームのeスポーツ大会「GGGP(ガンダムゲームグランプリ)2021」(主催:創通、特別協賛:SANKYO)の本戦が先月27日、オンラインで行われ、「GGGPでもリタマ」(れい、SHO∞)」が優勝を飾った。1回戦から無敗で勝ち上がり、グランドファイナルは「GGGGガンダム」に3―2で勝利。優勝賞金200万円とトロフィーを獲得した。3位は「ユウペンファンクラブ」、4位は「浦ベネ@配信中」となった。

 この大会は500を超えるチーム(1チーム2人)が予選大会に参加し、勝ち上がった8チームが本戦に進出した。「Youtube GGGPチャンネル」ではeスポーツキャスターのコーリーと声優・植田佳奈がMCとして出演し、プロゲーマー・かずのこ、マゴがゲスト、なかお、みやぎの2人が実況・解説を務めた。トーナメントの抽選はガンダムゲームで世界3位の実績を持つ声優の植田が行い、「レディーゴー!」の掛け声で熱戦の火ぶたが切られた。

 2敗した時点で敗退となるダブルエリミネーション方式のトーナメント戦は大いに盛り上がった。8チームのメンバーは実力者ぞろいで、いずれもガンダムシリーズの大会で結果を残してきた猛者たち。これまでも対戦経験があるだけに紙一重の勝負が続いた。試合の制限時間は通常240カウントで、ドローもしくはタイムアップの場合は対戦スコア4位がいるチームが敗北となるルール。1回戦は4試合中3試合がタイムアップだったが、徐々に激闘に変わっていった。植田は「緩急が凄い。前半からゆっくりだったが、バースト絡みの試合はたたみ込んで息つく暇がない。一瞬で試合展開が変わるので目が離せない」と興奮を隠しきれなかった。

 使用機体は予選エントリー時から固定。「GGGPでもリタマ」は「ガンダム試作3号機」と「リボーンズガンダム」で臨んだ。SHO∞は「自分たちの機体選択が間違っていないということを証明したい」と意気込み、1回戦こそタイムアップでの決着だったが、2回戦からは圧倒的な攻撃力で勝ち上がっていった。2試合先取となったウィナーズファイナルでは「ユウペンファンクラブ」に2連勝。3試合先取のグランドファイナルには、2回戦で破った「GGGGガンダム」がルーザーズファイナルを制して上がってきたが、しっかりと返り討ちにした。1試合目を先取される苦しい展開から踏ん張り、2-2で迎えた5試合目は相手チームのV2ガンダムを倒して死闘に終止符を打った。れいは決勝大会を前に「優勝したいと思っている。だから優勝しないといけないと思っています」とコメントしており、有言実行の優勝となった。

 MCの植田は「オンラインでお客さんのいない中でしたが、画面を見ているだけでこんなに熱いんだなと思った」と振り返った。ツイッターでは「#GGGP」がトレンド入り。「熱かった」「神的にいい大会」などのつぶやきが目立つなど、配信を見たファンの心も揺さぶった大会となった。

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2021年3月1日のニュース