SB覇者バッカニアーズに衝撃 元主力WRのビンセント・ジャクソン氏がホテルで死亡 38歳

[ 2021年2月16日 09:32 ]

ホテルの部屋で遺体で発見された元バッカニアーズのビンセント・ジャクソン氏(AP)
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 NFLスーパーボウルで2度目の優勝を飾ったバッカニアーズに2012年から5季在籍し、社会的な奉仕活動などでも貢献していた元WR、ビンセント・ジャクソン氏(38)が15日、フロリダ州タンパ郊外のホテルの部屋で遺体となって発見された。午前11時半に部屋に入ったハウスキーパーが発見したもので、死因は判明していない。同氏は10日に行方不明となって家族から捜索願いが出されていたが、13日にホテルにチェックインしたことが確認され、ケースワーカーがジャクソン氏本人と話をしたことで捜索願いは取り下げられていた。

 ジャクソン氏はノーザン・コロラド大から2005年のドラフト2巡目(全体61番目)に指名されてNFL入り。196センチの長身WRとして活躍し、チャージャーズに7季、バッカニアーズに5季在籍してプロボウルにも3回選出された。年間16試合のフル出場を6回果たし、通算155試合の出場で540回のレシーブ(9080ヤード)と57TDをマーク。社会に貢献した選手に与えられる「ウォルター・ペイトン・マン・オブ・ザ・イヤー」に4年連続で候補になるなど“人格者”としても知られていた。

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