組織委会長後任検討委が初会合 “条件”はスポーツへの造詣、憲章への理解、国際的活動の経験など

[ 2021年2月16日 18:02 ]

東京五輪・パラリンピック組織委員会会長候補者検討委員会の第1回会合が行われた都内のホテル前に集まった報道陣(撮影・小海途 良幹)
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 東京五輪・パラリンピック組織委員会は16日、女性蔑視発言で辞任を表明した森喜朗会長の後任候補を選考する検討委員会の第1回会議を開催した。

 座長の御手洗冨士夫名誉会長の提案をもとに、8人の委員が議論。「オリンピック・パラリンピック、スポーツに対する深い造詣があること」「ジェンダー・イコーリティ、ダイバーシティ、インクルージョンなどオリンピック憲章や東京大会の理念を実現し、それを将来にレガシーとしてつなげていくことができる人」「国際的な活動の経験があり、国際的な知名度や国際感覚があること」「東京大会のこれまでの経緯や準備状況について理解していること」「組織運営能力や多様な関係者の調和を図る調整力を備えていること」といった5つの観点を取りまとめた。

 同委員会は今後、この5つの観点を踏まえながら候補者の検討を進めていく。

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2021年2月16日のニュース