大坂なおみ4強 “くせ者”相手にストレート完勝 全豪通算20勝!杉山愛抜き日本女子歴代単独1位

[ 2021年2月16日 11:49 ]

テニス全豪オープン第9日 ( 2021年2月16日    オーストラリア・メルボルンパーク )

フォアハンドのショットを放つ大坂なおみ(AP)
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 女子シングルス準々決勝で世界ランキング3位の第3シード、大坂なおみ(23=日清食品)は、同71位の謝淑薇(シェ・シュウェイ、35=台湾)と対戦。6―2、6―2でストレート勝ちし、優勝した19年以来2年ぶりの4強入りを果たした。これで全豪オープンの通算勝利数を20とし、19勝の杉山愛を抜いて日本女子歴代単独1位となった。準決勝では、第2シードのS・ハレプ(ルーマニア)と第10シードのS・ウィリアムズ(アメリカ)の勝者と戦う。

 対戦相手の謝淑薇とは、過去の対戦成績は大坂の4勝1敗だが、トリッキーなショットを繰り出すくせ者だけに、戦前は「タフな試合になる」と語っていた大坂。第1セットは、互いにサービスゲームをキープする滑り出し。第4ゲームで先にブレークに成功すると、第8ゲームもブレークし、このセットを6-2で先取した。

 第2セットも第2ゲームを先にブレーク。流れを完全に引き寄せると、その後も確実にサービスゲームをキープして、完勝した。

 昨夏の全米オープン前哨戦から続く自己最多の連勝を19(棄権による不戦敗を除く)に伸ばし、2年ぶりの全豪Vまであと2勝とした。

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