ウィザーズが今季2度目の連勝 八村は自己記録に並ぶ3スティールと13得点

[ 2021年2月16日 11:16 ]

ロケッツ・カズンズをかわしてジャンプシュートを放つ八村(AP)
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 ウィザーズは15日、地元ワシントンDCでロケッツと対戦。131―119(前半72―69)で勝利を収めて8勝17敗。今季2度目の連勝を飾った。

 八村塁(23)は37分出場し、フィールドゴール(FG)の成功は8本中4本で5試合連続の2ケタとなる13得点と9リバウンド、3アシストをマーク。3スティールは2020年2月28日のジャズ戦に並ぶ自己最多記録となった。

 得点部門で1位(32・9)となっているブラドリー・ビール(27)が37得点をマークすれば、ラッセル・ウエストブルック(32)は16得点、13リバウンド、15アシストで今季6回目のトリプルダブルを達成。ダビス・バターンズ(28)も4本の3点シュートなどで18得点を稼いで勝利に貢献した。

 ウィザーズは2試合連続で前半でリードを奪い最大18点差をつけての勝利。白星を2つ並べたのは1月1日のティンバーウルブス戦と3日のネッツ戦以来となった。ロケッツとは1月26日にヒューストンで対戦して88―107で敗れていたがホームではリベンジ。ハイスコアのゲームとなったが要所の第4Qでも31―30としのいで白星をものにした。

 ロケッツはビクター・オラディーポ(28)とエリック・ゴードン(32)を含む主力4人が故障で欠場。ウエストブルックとのトレードで移籍してきたジョン・ウォール(30)が、かつての“ホーム”でともに今季自己最多となる29得点と11アシストをマークして今季初のダブルダブルを達成したが、チームは6連敗を喫して今季の成績は11勝16敗となった。3季連続得点王のジェームズ・ハーデン(31)をネッツに放出してからは8勝10敗。ロケッツは主力に離脱者が相次いで苦戦が続いている。

 八村は自身初対戦となったウォールとは、スイッチしたあとのディフェンスで4回マッチアップ。3点シュート1本を含む2本のジャンプシュートを決められ、正面からのドライブでは右サイドを抜かれたあとに反則、1回はウォールのシュート失敗という内容だった。

<八村の全オフェンス>
 ▼第1Q(出場7分51秒=2得点)
(1)2分15秒・右サイドからプルアップでジャンプシュート=〇
(2)7分12秒・ペイント内でのパワープレーからフローター気味のシュート=×
 ▼第2Q(出場8分22秒=6得点)
(3)6分26秒・左サイドからプルアップでジャンプシュート=〇(アシスト・ビール)
*8分16秒・フリースロー2本=〇〇
*11分4秒・フリースロー2本=〇〇
 ▼第3Q(出場12分=2得点)
(4)4分18秒・正面から3点シュート=×
(5)9分22秒・ペイント内でロペスのパスを受けてゴール下=〇(アシスト・ロペス)
(6)11分22秒・フリースローライン付近からジャンプシュート=×
 ▼第4Q(出場8分27秒=3得点)
(7)9分10秒・左コーナーから3点シュート=×
(8)10分40秒・ウエストブルックのドライブに合わせてインサイドに飛び込みゴール下=〇(アシスト・ウエストブルック)
*11分2秒・フリースロー2本=×〇

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