森氏後任候補のJOC山下会長「一切コメントできない」

[ 2021年2月16日 20:57 ]

JOCの山下泰裕会長
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 東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長(83)の後任候補の一人に挙がっている日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長(63)が16日、取材に応じ「終わるまで一切コメントはできない」と話した。

 山下会長はこの日、後任候補を選出する「候補者検討委員会」の委員として会合に出席したが、組織委の武藤敏郎事務総長(77)によると「委員の中から(後任候補が)出てはいけないとは考えない」との方針を固めている。17日の第2回会合で委員8人が候補者を挙げ、人選を進める見通し。

 組織委の森会長は3日のJOC臨時評議員会で「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」と女性蔑視とも取れる発言をしたことで批判が集まり、辞任を表明した。山下会長も同評議員会に出席しており「不適切な発言だった」としている。

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