大相撲初場所は65力士が全休 千代翔馬ら5人感染で 陽性増なら打ち切りも

[ 2021年1月9日 17:32 ]

大相撲初場所が行われる両国国技館
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 日本相撲協会は9日、大相撲初場所(10日初日・両国国技館)を前に親方、力士ら協会員878人に実施した新型コロナウイルスのPCR検査で、九重部屋の幕内千代翔馬、十両千代鳳ら計5力士の感染を確認したと発表した。今回の検査結果などに伴い、計4部屋の65力士が今場所を全休する。全力士の約1割に当たる多さとなった。

 陽性が判明した他の3力士はいずれも幕下以下で、九重部屋が2人、友綱部屋が1人。濃厚接触の可能性があるとして両部屋の他に、感染が確認されていた横綱白鵬の所属する宮城野部屋、集団感染が発生した荒汐部屋の力士全員が全休する。

 相撲協会で東京開催場所責任者を務める尾車事業部長(元大関琴風)は協会員に新たな陽性者が出た際、感染症の専門家との協議で必要と判断されれば場所の途中でも打ち切る可能性を示した。首都圏1都3県への緊急事態宣言発令で、今場所は観客5千人以下で開催する。

 専門家が打ち切りを提案した場合、尾車部長は報道陣の電話取材に「強く否定する理由がなければ、先生方のお話を参考にそういうことも大いにありうる」と述べた。感染者数などによる判断基準は設けていないとし、政府が大規模イベントの中止を要請していれば従っていたと明かした。

 腰痛の横綱鶴竜を含め、十両以上の関取16人が初日から休むのは戦後最多。尾車部長は異例の事態を受け「陽性になった力士が非難されることはあってはいけない。出られない力士の分までいい相撲を取って、相撲ファンの皆さんに元気を届けてくれたらなと思う」と語った。3月の春場所直前もPCR検査を協会員に実施するかどうかは未定。

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