春高バレー、9日準決勝 男子・東福岡“準備万端” 女子・東九州龍谷“油断なし”

[ 2021年1月9日 05:30 ]

2度のフルセットを戦いベスト4入りを決めた東福岡・柳北(3)
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 全日本バレーボール高校選手権(春高バレー)は9日、東京体育館で準決勝が行われる。4強入りした男子の東福岡と女子の東九州龍谷(大分)は8日、決戦に備えた。

 5大会ぶりの優勝を狙う東福岡は都内で約90分、サーブレシーブや二段トスの確認などを行った。3回戦、準々決勝が行われた前日7日は2戦ともフルセットの大激戦。大黒柱の柳北悠李(3年)も存在感を発揮した。藤元聡一監督は「選手に疲労はあるが、こういう展開を想定して練習してきた。明日に向けてしっかり準備している」と話した。

 準決勝の相手、清風(大阪)については「力強く粘りもあるいいチーム」と警戒し「お互いの持ち味をどちらが出し切るか、意地の勝負になる」と激しい戦いを予想した。

 前回大会王者の女子・東九州龍谷は都内で約90分、ボールを使った軽めの練習。前日は2戦ともストレート勝ち。竹内誠二監督は「疲労もなくコンディションはいい。まだまだ余力はある」と自信を見せる。主将のエース、室岡莉乃(3年)も好調だ。準決勝は大阪国際滝井と対戦。指揮官は「力があるチーム。構えずに自分たちが挑戦者と思ってやる」と連覇へ向けて油断はなく「全て出し切りたい。全身全霊でいきます」。一戦に全力をかける決意を語った。

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