前回覇者・東山が3回戦欠場 チーム内に発熱者 対戦予定の高松工芸が不戦勝

[ 2021年1月7日 11:13 ]

バレーボール 全日本高校選手権第3日 ( 2021年1月7日    東京体育館 )

 大会実行委員会は7日、男子の前回優勝校、東山(京都)のチーム内に発熱者1人がいたため、主催者判断で欠場としたと発表した。

 大会実行委によると、7日朝に選手1人が発熱。発熱者をのぞいたメンバーでの協議継続を検討したが、チーム全員が要観察扱いとなりうることも考慮して欠場扱いにしたという。選手たちは試合前練習を行っていたが、無念の棄権となった。大会規定では新型コロナウイルスの感染拡大防止対策として、発熱者や体調不良者がいた場合、該当者が会場に入れないことになっていた。

 対戦予定だった高松工芸(香川)は不戦勝となり、準々決勝に進出した。東山は初戦の2回戦(6日)で東海大相模(神奈川)を2―0で下し、連覇へ好スタートを切ったばかりだった。

 東山の豊田充浩監督によると、昨年11月に行われた京都予選終了後から、対外試合は取りやめ、試合形式の練習は部内での紅白戦に限定した。OBが練習協力を申し出ていたが、それも断っていた。外部との接触を極力抑えるなど、できる限りの感染対策はとっていたという。

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2021年1月7日のニュース