NBAドラフトのトップ指名選手に悲劇 マジックのフルツが左膝じん帯を断裂 今季出場は絶望

[ 2021年1月7日 15:39 ]

キャバリアーズ戦で左膝のじん帯を断裂したマジックのフルツ(AP)
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 2018年のNBAドラフトで全体トップで指名され、昨季からマジックでプレーしていたガードのマーケル・フルツ(22)が6日、地元オーランド(フロリダ州)で行われたキャバリアーズ戦で左膝前十字じん帯を断裂。ここまで14・3得点、6・1アシストと好調だったが、今季の出場は絶望となった。

 フルツが負傷したのは第1Qの4分25秒。自陣でボールをキープしたあとフロントコートに入り、加速しながらマークしてきたキャバリアーズの新人、アイザック・オコロ(19)をかわそうとしたが、このとき膝をひねって倒れ込んだ。マジックは105―94(前半51―45)で勝って今季の成績を6勝2敗としたが、レギュラーシーズンの残り64試合では年俸1228万8697ドル(約12億7000万円)の若手ガードを欠いての布陣となる。

 フルツはワシントン大から2017年のドラフトで76ersに全体トップで指名されてNBA入り。しかし76ersでは芽が出ず、2019年2月にマジックへトレードされた。それでも昨季は64試合に出場して(先発59試合)12・1得点、5・2アシストをマーク。マジックのバックコート陣の柱として今季は開幕からいい働きを見せていた。

 バックス、ニックス、セルティクスの3チームは3連勝。ホーネッツはセルティクスから移籍してきたフォワードのゴードン・ヘイワード(30)が自己最多の44得点をマークして連敗を3でくい止めている。

 <6日の結果>
*ペイサーズ(6勝2敗)114―107ロケッツ(2勝4敗)
*マジック(6勝2敗)105―94キャバリアーズ(4勝4敗)
*76ers(7勝1敗)141―136ウィザーズ(2勝6敗)
ホーネッツ(3勝6敗)102―94*ホークス(4勝4敗)
セルティクス(6勝3敗)107―104*ヒート(3勝4敗)
*ニックス(5勝3敗)112―100ジャズ(4勝4敗)
*バックス(5勝3敗)130―115ピストンズ(1勝7敗)
サンダー(3勝4敗)111―110*ペリカンズ(4勝4敗)
*サンズ(6勝2敗)123―115ラプターズ(1勝6敗)
クリッパーズ(6勝3敗)108―101*ウォリアーズ(4勝4敗)
*キングス(4勝4敗)128―124ブルズ(4勝5敗)
 *はホームチーム

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