柔道日本代表 コロナ下初の海外遠征に出発 女子増地監督「経験をプラスに」

[ 2021年1月7日 22:16 ]

芳田司
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 柔道の世界ランキング上位者で争うマスターズ大会(11~13日、カタール・ドーハ)に出場する日本選手団が7日、成田空港から現地へ向け出発。女子57キロ級東京五輪代表の芳田司(コマツ)らを引率する女子日本代表の増地克之監督が出発前に取材に応じ、「日本国内がこういう状況で海外渡航を決めたことで、非常に複雑な気持ちはある。医療従事者が非常に苦労されている中で、われわれが柔道をやっていいのかという気持ちはあるが、できることはしっかり五輪で金メダルを獲ること。そのために今やれる最善のことをやっていきたい」などと心境を語った。

 今大会に向けては緊急事態宣言の発令を受け、渡航の是非を全日本柔道連盟の強化委員会を中心に慎重に協議。同連盟の医科学委員会からの後押しも受けて、最終的に6日に渡航を決めた。出発前後の複数回のPCR検査、現地では外部との接触が遮断された「バブル」の利用など、厳重な感染症対策が施される予定で、これまでとは大幅に環境が変わる中での試合を余儀なくされるが、「いろんなストレスが掛かってくると思うが、この経験をすることは、五輪に向けても非常にプラスになると思う」と語った。

 大会には芳田のほかに、48キロ級の渡名喜風南(パーク24)、78キロ級の浜田尚里(自衛隊)と、女子は3人の五輪代表が出場する。いずれも約1年ぶりの実戦で、海外勢も強豪が揃っているだけに、増地監督は「五輪を見据えた戦いという点で、まずは実戦感覚(を戻し)、ケガなく安全に戻って来ることが第一」と話した。

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