10日初日の初場所へ PCR検査を全相撲協会員に実施 芝田山広報部長「お客さまの安心安全のために」

[ 2021年1月7日 15:30 ]

日本相撲協会の芝田山広報部長
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 日本相撲協会は7日、新型コロナウイルスの感染をチェックするPCR検査を全協会員対象に実施することを決めた。過去に合同稽古などで参加力士に義務づけたケースはあるが、協会全体でのPCR検査は初の試み。芝田山広報部長(元横綱・大乃国)は「執行部の定例会議で決めた。お客さまの安心安全のために、全協会員がPCR検査をする」と説明した。

 同日、検査キットを各部屋に配布。検査結果が判明するのが、あす8日になるため、同日予定していた初場所の取組編成会議は9日にずれ込む見込み。

 5日に横綱・白鵬の感染が明らかになるなど、相撲界にも新型コロナウイルスの感染者が続出。10日に初日を迎える初場所の開催にも影響が及んでいる。

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2021年1月7日のニュース