ラグビー大学選手権決勝は有観客で開催へ 国立で1万7000枚販売済み

[ 2021年1月7日 21:24 ]

大学選手権準決勝で帝京大に勝利し抱き合って喜ぶ早大フィフティーン
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 11日に東京・国立競技場で行われるラグビーの全国大学選手権決勝(早大―天理大)について、大会を主催する日本ラグビー協会が観客を入れて開催する方針を固めたことが7日、関係者への取材で分かった。

 あす8日に緊急事態宣言が発令され、大規模イベントの開催要件は「最大5000人」かつ「収容率50%以下」に再強化されるが、販売済みのチケットには適用されないとの政府見解を受け、先行抽選販売した1万7000枚のチケットは全て有効となる。

 日本協会では2日に週内の発令が決定的となったことを受けて、対応などを協議。開催が4日後に迫り、1万7000枚を5000枚に絞り込むことや、改めて5000枚を売り直すことは極めて難しいと判断。協会関係者は「これまでの試合で安全に開催するための知見を得ている」として、有観客開催に踏み切った模様だ。一方で来場しない購入者には、払い戻しにも応じるという。

 16日開幕のトップリーグについても第1、2節のチケットが販売済みで、今後慎重に対応を協議する。日本協会は8日に今後の対応を説明する。

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2021年1月7日のニュース