W杯代表の中島イシレリと具智元がスクラムで火花 「具くんの強みを感じた」

[ 2021年1月7日 16:48 ]

ラグビー練習試合   神戸製鋼58―26ホンダ ( 2021年1月7日    神戸市・神戸製鋼グラウンド )

<プレシーズンマッチ 神戸製鋼・ホンダ>前半、相手の突進を止める神戸製鋼・中島イシレイ(右)(撮影・奥 調)
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 開幕前の最後の練習試合で、2019年W杯日本代表がスクラムで火花を散らした。神戸製鋼の左プロップ中島イシレリ(31)とホンダの右プロップ具智元(26)がトイメンで激突。この日は、W杯で強豪アイルランドを押したスクラム猛者の具が優勢。中島は上体が浮き上がったり、押される場面もあった。

 金髪の中島は「具くんのスクラムの強みを久しぶりに感じた」と相手を称えた。伸びた髪型が馴染んできた具も「重くて強かったです」と久々の対決を満喫した。試合後は、中島が具の元を訪れ、笑顔で握手をかわした。

 具の父で、元韓国代表プロップの具東春さんが今季からホンダのスクラムコーチに就任。親子鷹で迎える17日の宗像サニックス戦(鈴鹿)へ、息子は「若い選手も頑張ってくれている」と、この日先発した左プロップ藤井拓海(25)、フッカー呉季依典(24)の成長を感じ取っていた。

 一方の中島は16日にヤマハ発動機との初戦(ノエビアスタジアム神戸)を迎える。スクラムの強さに定評がある相手だけに「具くんの強さで学ぶことができた」と糧にする考えだ。

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2021年1月7日のニュース