レイドロー加入効果実感 NTTコム「組織力上がっている」16日ラグビーTL開幕

[ 2021年1月7日 14:59 ]

16日のトップリーグ開幕に向け、オンライン取材会に臨んだNTTコミュニケーションズの(右から)ヒュー・リースエドワード・ヘッドコーチ、金正奎、中島進護

 ラグビートップリーグ(TL)NTTコミュニケーションズのヒュー・リースエドワード・ヘッドコーチ(HC)、フランカー金正奎、ロック中島進護の両共同主将が7日、今月16日の開幕を控え、日本協会が主催したオンラインでの合同取材会に出席。今季からチームに加わったスコットランド代表前主将のSHグレイグ・レイドローについて、異口同音に絶賛した。

 最初にレイドローの状況を問われた金は「オンフィールドも素晴らしいが、オフフィールドでもコミュニケーションを取ってくれる。特に若手や(ハーフ団を組む)SOとは取ってくれる」と話した。日本語を積極的に学ぶ姿勢もあるといい、「時には日本語を使って分かりやすく伝えてくれる」と早くもチームに好影響を与えている様子を明かした。

 レイドローは昨年10月中旬に来日し、2週間の待機期間を経てチームに合流。すでに練習試合に先発するなど、開幕への準備を整えつつある。金はプレーについても「判断のミスがほとんどない」と絶賛。「パフォーマンスや周りとのフィットも上がっている。比例して(チームの)組織力が上がっている」と相乗効果に手応えを感じている様子だった。

 リースエドワードHCも「素晴らしい経験を持っている選手で、チームにたくさん貢献し、フィットしている」と話し、積極的な起用を示唆。待ちに待った開幕戦では、国立競技場で東芝と対戦する。新装された国立では初のトップリーグ開催とあり、中島は「個人としては一生に一度できるか分からないので、凄く楽しみ」と気持ちを高ぶらせた。

続きを表示

2021年1月7日のニュース