ラプターズの渡辺が今季3試合目の出場 3Pを1本成功 しかしチームは3連敗

[ 2021年1月7日 12:59 ]

サンズのキャメロン・ペインをマークする渡辺雄太(AP)
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 NBAラプターズに所属している渡辺雄太(26)が6日、敵地フェニックス(アリゾナ州)で行われたサンズ戦に途中出場。第1Qの7分47秒にコートに入ると、その16秒後にフレッド・バンブリート(26)のアシストを受けて正面やや右から今季2本目の3点シュートを成功させた。このクオーターの残り2分37秒にも左サイドから3点シュートを放ったがこれはわずかにリングに嫌われて失敗。しかし直後のディフェンスではサンズのフォワードで208センチのダリオ・シャーリッチ(26)のシュートをゴール下でブロックした。

 渡辺は第2Qの5分31秒にベンチに下がったが、後半に入っても出場。76―79で迎えた第3Qの8分2秒から、90-102となっていた第4Qの2分12秒までパスカル・シアカム(26)やカイル・ラウリー(34)といった主力選手らとともにプレーした。第3Qの8分42秒に放ったフローターは失敗。第4Qの1分16秒にはゴール下でシュートを試みたが、ミカル・ブリッジズ(24)にブロックされた。

 結局、渡辺は今季最長の16分出場してフィールドゴールの成功は4本中1本で3得点。3リバウンドと1ブロックショットもマークしたが、出場時間帯のチームスコアは「マイナス14」だった。

 ラプターズは115―123(前半54―58)で敗れて1勝6敗。シアカムが32得点、ラウリーが24得点を稼いだもののロード4連戦の初戦も落として5連敗となった。ラプターズはこのあとキングス(8日)→ウォリアーズ(10日)→トレイルブレイザーズ(11日)と敵地で対戦する。

 勝ったサンズは6勝2敗。デビン・ブッカー(24)が24得点、ジェイ・クラウダー(30)が21得点、クリス・ポール(35)は12得点と8アシストをマーク。2018年のドラフトで全体トップで指名されたセンターのディアンドレ・エイトン(22)は11得点と16リバウンドを稼いだ。Gリーグ・ハッスルで渡辺とチームメートだったガードのジェボン・カーター(25)17分の出場で6得点。前半では渡辺のマークをかわして3点シュートを成功させている。

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