女子に続き男子1万メートルも日本記録! 相沢晃が優勝 東京五輪内定

[ 2020年12月4日 19:32 ]

日本選手権長距離種目 ( 2020年12月4日    ヤンマースタジアム長居 )

<陸上日本選手権長距離種目  男子10000メートル>日本新記録で優勝を飾り、ガッツポーズの相沢晃(撮影・北條 貴史)
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 男子1万メートルで、相沢晃(旭化成)が参加標準記録を破る27分18秒75の日本新で優勝し、東京五輪に内定した。大迫傑(NIKE)ら実力者が揃ったレース。8000メートルを過ぎたところで、ベナード・コチエ(九電工)の一騎打ちとなった。残り1週でスパートをかけ、ライバルを突き放す。ゴールテープを切る瞬間に、優勝と五輪切符を確信して右手でガッツポーズ。心地よい汗が流れ落ちた。

 「思ったよりも早く走れた。途中まで競り合ってくれたコチエ選手、伊藤選手に感謝したい」

 社会人1年目のシーズンにいきなり咲かせた大輪の花。東京五輪へ向け、「スピードが足りないので、短い距離を走って、タイムを伸ばしていきたい」と課題を挙げた。

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