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小平 500Mで5年ぶり負けた「まだ8割で勝ち切れない実力ということ」

[ 2020年11月14日 05:30 ]

スピードスケート 全日本選抜競技会帯広大会第1日 ( 2020年11月13日    明治北海道十勝オーバル )

女子500メートルで2位に終わった小平奈緒。左は1位の郷亜里砂 (代表撮影)
Photo By 代表撮影

 女子500メートルで18年平昌冬季五輪金メダリストの小平奈緒(34=相沢病院)が38秒30で2位に敗れる波乱があった。小平が国内大会の同種目で敗れたのは、2位だった15年12月の全日本スプリント以来約5年ぶり。コーナーの出口でバランスを崩すミスが響き、優勝した同五輪8位の郷亜里砂(32=イヨテツク)に0秒02及ばなかった。

 100メートルの通過は全体トップの10秒51。だが、飛び込んだ最初のコーナーの出口で、バランスを崩した小平は左手を2度氷上についた。減速が響き、同組の郷に先着を許して2位。今季初戦で優勝した10月の全日本距離別選手権も37秒73にとどまったが、タイムをさらに0秒57落とした。

 「カーブの入り口あたりから原因があると思っている。刃が抜けたのか、靴が氷をすったのか、氷に溝があったのか…。左足が2回とも空振りのような感じになった。転ばなくてよかった」

 今大会前は男子のトップスピードについていく練習を積んだ。好調を実感していただけに「大きな失敗をしてしまって残念」と話した。19年2月の世界距離別選手権で500メートルの国内外連勝が37でストップ。今年2月の世界選手権スプリント部門でも高木美に敗れ、かつての圧倒的な強さは見られない。「国内で8割でも勝てる実力が、五輪の頂点を目指す上では大事。まだ8割で勝ち切れない実力ということ」。高みを知る女王は現状を自己分析した。

 <女子3000メートル>全日本距離別選手権は1000メートルと1500メートルの2冠だった高木美が、今季初出場の種目を制した。1周目のオーバーペースがたたり「及第点まではいかない」と言いながらも、第1組で滑った押切のタイムに「気持ちが入る部分があった」という。押切は2年ぶりに現役復帰した距離別選手権で優勝しており、「国内で競い合えるのは凄い。(コロナで)制限がある中でレベルの高いレースができるのは、これからに生きてくる」と喜んだ。

 <男子500メートル>日本記録保持者の新浜は35秒77で16位と惨敗した。前日練習で転倒したそうで「左でん部と左足の反応が悪かった。ダッシュを1本入れたら腰まで響いた」と、最終コーナーではふらつくシーンも。「今日に関してはプラスに考えられるところは1個もなかった」と話し、第2日以降の出場も様子見と明かした。

 

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