松山英樹 1打差暫定5位に浮上 2日連続の60台 暫定首位はジョンソンら

[ 2020年11月14日 08:11 ]

9番、アプローチショットを放つ松山英樹(AP)
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 男子ゴルフのメジャー、マスターズ・トーナメントは13日、米ジョージア州のオーガスタ・ナショナルGC(7475ヤード、パー72)で第1ラウンドの残りと第2ラウンドが行われた。第2ラウンドを10位から出た7年連続9度目出場の松山英樹(28=LEXUS)は15番を終えて、スコアを4つ伸ばし、通算8アンダーで首位と1打差の暫定5位につけた。予定より2時間半遅れてスタートした第2ラウンドは、この日も日没のためサスペンデットとなった。

 第1ラウンドは同大会自己ベスト68をマークし上々のスタートを見せた松山は、この日も安定したゴルフを披露。2番パー5で2オン2パットでバーディーを先行させる。8番パー5は約60センチのチャンスを逃したが、9番でバーディーを奪い前半は34。後半も13、15番でバーディーを奪った。2日連続で60台を出し、メジャータイトル奪取へ上々のスタートを切った。

 2年連続出場の今平周吾(28=フリー)も4バーディー、2ボギーの70をマークし、通算2アンダーで暫定34位に浮上。初の予選通過を確実にしている。この日はパーオン率は55%だったが、約8メートルをねじ込んだ8番などアプローチとパターが好調。「なかなかバーディーを取れないなかで耐えながら、最後(後半)の9ホールでバーディーが来て気持ち良く上がれました。予選通過はぎりぎりかと思っていたが、ホッとしている。週末も上位を目指して頑張りたい」と話した。

 世界ランク1位、ダスティン・ジョンソン(米国)ら4人が通算9アンダーで暫定首位に立っている。

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2020年11月14日のニュース