白鵬 合同稽古で収穫「一つ進むことができた」負傷の右膝もOK

[ 2020年10月23日 05:30 ]

11月8日初日 大相撲11月場所

白鵬(右)は稽古中に霧馬山にアドバイスを送る(代表撮影)
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 大相撲11月場所(11月8日初日、両国国技館)に向け、国技館内の相撲教習所で行われていた合同稽古が22日に最終日を迎え、横綱・白鵬(35=宮城野部屋)が収穫を口にした。前日までの2日間で関脇・御嶽海、新大関・正代と計43番取り、この日は痛めている右膝への負担を考慮してストレッチなど軽めのメニューで調整。稽古後の代表取材に「大きい痛みもなかった。多少の違和感や不安はあったが、なんとか(それらを)消すことができた。一つ進むことができたのかな」とうなずいた。

 新型コロナウイルスの影響で、春場所以降は出稽古が禁止となっていただけに「環境を変えられるのはありがたい。また続けてもらえれば」と合同稽古の継続を希望した。監督責任者を務めた花籠教習所長(元関脇・太寿山)は「この時期ではこれが一番いい形。場所に向けて、いい体づくりになったんじゃないか」と総括した。

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