ジャッカルの名手　パナソニック・ポーコックが退団を発表

ポーコック
Photo By スポニチ

　ラグビートップリーグのパナソニックは23日、16年シーズンから所属していたオーストラリア代表フランカー/No・8のデービッド・ポーコック（32）の退団を発表した。

　ジンバブエ出身のポーコックは10代のころにオーストラリアに移住し、20歳だった2008年には代表デビュー。ジャッカルの名手として15、19年のW杯に出場し、スーパーラグビーでもウェスタンフォースとブランビーズで活躍した。

　パナソニックには16年シーズンに入団し、プレーヤーとしてはもちろん、若手の教育役としても活躍。チームを通じて「日本のラグビーがどんどん強くなっていく時代にこの国でプレーできたことはエキサイティングであり、私にラグビーという競技について今までと違う観点や機会を与えてくれました。またパナソニックと日本のラグビーにとって、明るい未来を約束された多くの若い選手たちを見られたことは素晴らしい経験となりました」などとコメントした。