男子サーブルは17歳小久保が史上最年少V フェンシング全日本選手権

[ 2020年9月26日 14:06 ]

フェンシング全日本選手権最終日 ( 2020年9月26日    ニューピアホール )

全日本フェンシング男子サーブル決勝 吉田健人(右)を攻める小久保真旺(日本フェンシング協会提供)
Photo By 共同

 各種目の決勝が無観客で行われ、男子サーブルは17歳の小久保真旺(星槎国際高川口)が吉田健人(27=警視庁)を15―7で下し、同種目史上最年少となる初の高校生チャンピオンに輝いた。

 序盤から積極的な攻めを展開し、19年世界選手権代表の実力者を圧倒。最後まで流れを渡さなかった。試合後は「うれしいです」と笑顔。「思ったよりも緊張して自分のプレーが出せるか心配だった」というが、「今まで以上に良いプレーができた。相手の動きに流されず自分から仕掛けたことが勝因だと思います」と納得の表情で振り返った。

 ベテランの吉田も「勢いのある強い相手。終始ペースをつかまれた」と脱帽。小久保は勝利後のインタビューでご褒美を問われると「美味しい焼肉ですね」とおどけつつ、「来年も連覇できるように頑張ります」と力を込めた。

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2020年9月26日のニュース