幕下以下の優勝が決定 寺沢が7戦全勝で幕下優勝決める

[ 2020年9月26日 05:30 ]

大相撲秋場所13日目 ( 2020年9月25日    両国国技館 )

幕下優勝を決めた寺沢(撮影・郡司 修)                                       
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 ▽幕下優勝(7戦全勝)

 寺沢(てらさわ=本名寺沢樹)東42枚目、新潟県佐渡市出身、高砂部屋。石川・金沢工高―東洋大から18年春場所初土俵。得意は突き、押し。1メートル83、126キロ。25歳。
 ▼寺沢 幕下での優勝はなかなかできるものではないので、凄くうれしい。来場所は番付が大きく上がるし、しっかり稽古をする。御嶽海関と若隆景関は大学の先輩。いつかは同じ土俵で戦いたい。

 ▽三段目優勝(7戦全勝)
 北天海(ほくてんかい=本名ガルダン・スフバト)東20枚目、モンゴル・ウランバートル出身、尾上部屋。元幕内・貴ノ岩のおいで、埼玉栄高から19年名古屋場所初土俵。得意は突き、押し。1メートル80、126キロ。21歳。
 ▼北天海 今場所は前に出ていた。来場所は幕下なので、もっと体重を増やし、力をつけないと簡単に勝てない。(元貴ノ岩から)勝ち越した日に「もっと立ち合いで思い切って当たれ」と電話で言ってもらった。

 ▽序二段優勝(7戦全勝)
 北青鵬(ほくせいほう=本名アリューナー・ダワーニンジ)西14枚目、札幌市東区出身、宮城野部屋。モンゴルで生まれ、5歳から札幌市で育った。鳥取城北高から20年春場所初土俵。得意は右四つ、寄り。2メートル、164キロ。18歳。
 ▼北青鵬 朝の稽古場で横綱(白鵬)から「この一番に集中して頑張ってこい」と言われた。部屋に入る前から、幕下に上がるまで全部優勝することが目標だった。もっともっと厳しい稽古を積んでいきたい。

 ▽序ノ口優勝(7戦全勝)
 久之虎(ひさのとら=本名森伸之)西5枚目、和歌山市出身、出羽海部屋。田子ノ浦部屋に入門し、06年春場所に初土俵。田子ノ浦親方(元幕内・久島海)の死去により、12年2月に移籍。左目網膜剥離で先場所まで3場所連続全休だった。得意は突き、押し。1メートル77、184キロ。31歳。
 ▼久之虎 冷静に前に出られた。部屋では若い子たちが頑張っているので、自分も頑張ろうという気持ち。次の場所もケガをせず、一番一番をしっかり取っていきたい。

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