女子フルーレは菊池が雪辱V エヴァ剣士・辻は連覇ならず フェンシング全日本選手権

[ 2020年9月26日 14:59 ]

フェンシング全日本選手権最終日 ( 2020年9月26日    ニューピアホール )

全日本フェンシング女子フルーレ決勝 辻すみれ(右)を攻める菊池小巻(日本フェンシング協会提供)
Photo By 共同

 各種目の決勝が無観客で行われ、昨年と同カードとなった女子フルーレは菊池小巻(23=セガサミー)が辻すみれ(20=朝日大)の連覇を阻み、リベンジ優勝を果たした。

 シーソーゲームの接戦を制した。12―12から3連続ポイントを取って勝負を決めた菊池は「緊張していたけど、後半は気持ちのコントロールができて良かった」と安どの表情。予選後からライバルの対策を徹底したといい、「ディフェンスと自分の得意な技を交ぜながら戦えた」と振り返った。

 人気アニメ「エヴァンゲリオン」好きの辻は剣の持ち手と剣先をエヴァカラーの紫と緑に改造して臨んだが、一歩及ばず。「勢いにのまれて自分の試合ができなかった」と悔しがったが、これまでの守備主体の戦い方から攻撃面でも成長を示し「今までと違う形で点を取れるようになったところは収穫」と前向きに話した。

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2020年9月26日のニュース