荒磯親方 正代、今場所一番の相撲 翔猿戦は攻め急がず基本に忠実に行くこと

[ 2020年9月26日 21:33 ]

大相撲秋場所 ( 2020年9月26日    両国国技館 )

<秋場所14日目>朝乃山(右)を押し倒しで破る正代(撮影・久冨木 修)
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 【荒磯親方 真眼】右肩上がりに調子を上げていた朝乃山との一番は勝負が長引くかなと思いましたが、正代は大関を相手にしませんでした。左でかち上げた時点で勝負ありでした。立ち合いで相手の体を浮かせ、出足があるから反りながらでも腰がどんどん下に入り込んでいきました。朝乃山は横を向いて全く力が出ず、下からあおられているから体が伸び切ってしまい、重さが全くなくなりました。13日目の貴景勝戦も完璧でしたが、それ以上の今場所一番の相撲でした。

 千秋楽の相手の翔猿は何をしてくるか分からず、正代としてはやり慣れていないからこそ大一番になります。それでも、いつも通りに体をぶつけていけばいいでしょう。正代は視野が広いので、翔猿の動きにも対応できるはず。土俵際で何があるか分からないだけに、注意するのは攻め急がないことでしょう。こういう時こそ基本に忠実に行くことです。ただ、今日の相撲を見ている限りでは、正代がかなりリードしているように感じました。(元横綱・稀勢の里)

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