リーグ最高勝率のバックス散る G・アデトクンボ欠場 ヒートは6季ぶりに東地区決勝へ

[ 2020年9月9日 10:28 ]

右足首の捻挫で第5戦を欠場したバックスのG・アデトクンボ(AP)
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 今季56勝17敗でNBA最高勝率(・767)を誇っていたバックスが8日にフロリダ州オーランドで行われた東地区準決勝の第5戦で94―103(前半46―52)でヒートに敗れて1勝4敗。昨季のMVPで今季はすでに最優秀ディフェンス賞を受賞していたヤニス・アデトクンボ(25)が右足首の捻挫で欠場しながら第1Q終盤で一時13点をリードしたものの、持ちこたえられなかった。

 昨夏のW杯中国大会で米国代表だったクリス・ミドルトン(29)は23得点を挙げたものの、残り29秒に6反則で退場。アデトクンボに代わって“スモール・ラインアップ”の先発として出場したガードのダンテ・ディビチェンゾ(23)は17得点を稼ぐなど奮闘し、第4Qには最大11点差を4点差まで詰めたが善戦もここまでだった。

 バックスは昨季のプレーオフでも東地区の第1シードだったが地区決勝でラプターズに2勝4敗で敗退。今季はその地区決勝にも駒を進めることができなかった。

 東地区の第1シードが地区準決勝で姿を消すのは、1回戦が7試合制となった2003年以降では10年のキャバリアーズ(セルティクスに2勝4敗)と18年のラプターズ(キャバリアーズに4戦全敗)に続いて3チーム目。ウィスコンシン州ミルウォーキーに本拠を置くバックスは、同州ケノーシャで発生した警官による黒人男性への発砲事件に抗議して試合をボイコットするなど全米の注目を集めるプロスポーツ・チームとなったが、46年ぶり3回目のファイナル出場は達成できなかった。

 レギュラーシーズンで44勝29敗(勝率・603)だった第5シードのヒートは6季ぶり7回目の地区決勝進出で、1回戦(対ペイサーズ)を含めて今ポストシーズンは8勝1敗と好調。この日はジミー・バトラー(30)が17得点と10リバウンド、ゴラン・ドラギッチ(34)も17得点を記録するなど、6選手が2ケタ得点をマークし、チーム全体のフリースローでは24本中22本を成功して接戦をものにした。

 第5シードからの地区決勝進出はプレーオフが12チーム制から16チーム制になった1984年以降では、94年のペイサーズと2013年のグリズリーズに続いて史上3チーム目。ただしペイサーズもグリズリーズも地区決勝で敗れてファイナルには進出しておらず、ヒートが次のシリーズも制すると史上初めてのケースとなる。

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