池江璃花子の五輪1年前メッセージ動画 視聴回数500万到達 

[ 2020年8月4日 14:14 ]

池江璃花子
Photo By 代表撮影

 東京五輪・パラリンピック組織委員会は4日、新型コロナウイルスの影響で来年へ延期された東京五輪の開幕1年前にあたる7月23日に、競泳女子の池江璃花子(ルネサンス)が国立競技場から世界へメッセージを発信した動画の視聴回数が、当日の国内だけで500万に達していたことを明らかにした。白血病からの競技復帰を目指す池江は無観客の国立競技場に白い衣装で登場し、ちょうど1年後に開会式が始まる予定時刻の午後8時から、聖火がともされたランタンを掲げながらメッセージを発信。自身の闘病生活を振り返り、医療従事者への感謝を述べる一方、「1年後のきょう、この場所で希望の炎が輝いていてほしい」と語った。これまでに組織委員会が発信した動画の中でもダントツの再生回数で、国際オリンピック委員会(IOC)によると、130国以上で動画配信されたという。

 8月24日には東京パラリンピックの開幕1年前を迎えるが、組織委員会の高谷正哲スポークスパーソンによると「7月23日は五輪とパラリンピック両方の1年前プログラムという位置づけ」だったため、特別なイベントは計画していないという。

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2020年8月4日のニュース