新しい武道館“64年モデル”踏襲 照明のLED化や耐震&防火性能など大幅UP

[ 2020年7月30日 05:30 ]

増改修工事を終えた日本武道館
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 来年の東京五輪で柔道と空手の会場となる日本武道館の増改修工事が完了し、29日に竣工(しゅんこう)式が行われた。

 本館の意匠は内外部ともに1964年の東京五輪当時の姿を踏襲。一方で建物の性能は大幅に向上し、照明のLED化や耐震性能と防火性能の向上、一部のバリアフリー化、大屋根を銅板からステンレス製にふき替えることで軽量化にも成功したという。またトイレはイベント参加者の男女比に応じ、個室数の変更が可能に。臼井日出男理事長は「新生日本武道館の在り方をご覧いただきたい」と話した。

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