白鵬 御嶽海に敗れた一番で右膝負傷 出場可否は31日朝に判断

[ 2020年7月30日 20:48 ]

大相撲7月場所12日目 ( 2020年7月30日    両国国技館 )

<大相撲7月場所12日目>突き落としで白鵬(手前)を破る御嶽海(撮影・西海健太郎)
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 大相撲の東横綱白鵬(35)=本名白鵬翔、モンゴル出身、宮城野部屋=が7月場所12日目の30日、関脇御嶽海に突き落としで敗れた一番で、古傷のある右膝を負傷した。場所中に痛めた箇所を悪化させたとみられる。

 師匠の宮城野親方(元幕内竹葉山)は取組後に東京都墨田区の宮城野部屋で白鵬と話し合ったとし、13日目(31日)の出場可否については同日朝に判断すると説明。痛みが引かなければ休場する可能性を示し、今場所中に負傷していたことも明らかにした。「病院に行って、明日にならないと分からない」と語った。

 白鵬は敗れて落ちた土俵下で右膝付近を気にするしぐさをし、重い足取りで花道を引き揚げた。3月の春場所に続いて45度目の優勝を狙う今場所は初日から10連勝したが、11日目から2連敗。優勝争いで1敗の新大関朝乃山と平幕照ノ富士を1差で追う状況になった。

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2020年7月30日のニュース