ウィザーズ激震 トーマスとマクレーの両ガードをトレード期限日に放出

[ 2020年2月7日 09:57 ]

ウィザーズからクリッパーズにトレードされたトーマス(AP)
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 NBAのウィザーズがトレード期限日となった6日、ウィザーズはニックスとクリッパーズを含めた3チーム間のトレードで、今季12・2得点をマークしていた先発ガードのアイゼイア・トーマス(30)をクリッパーズへ、ベンチ・プレーヤーながら12・8得点を記録していたジョーダン・マクレー(28)をナゲッツに放出した。

 交換要員として今季ティンバーウルブスで28試合に出場していたシャバズ・ネイピアー(28)をナゲッツ経由で、またクリッパーズからは2季目のジェローム・ロビンソン(22)を獲得。両選手ともにポイントガードで、実績から判断するとネイピアーがトーマスのスポットに入るものと見られている。なおニックスからは今季19・6得点をマークしていたフォワードのマーカス・モリス(30)がクリッパーズに移籍することになった。

 6日には大物選手も続々と移籍。2014年のドラフトで全体トップで指名されたティンバーウルブスのアンドリュー・ウィギンス(24)は2つのドラフト指名権との交換でウォリアーズに放出され、ウ軍からは昨オフに4年、1億1700万ドル(約128億7000万円)で契約したばかりのディアンジェロ・ラッセル(23)を含む3選手が交換要員となった。

 ラッセルは2015年ドラフトの全体2番目に指名された選手。ティンバーウルブスには同年のトップ指名だったセンターのカールアンソニー・タウンズ(24)が在籍しており、ドラフト同期で上位指名の2人が同じチームでプレーすることになった。

 故障者続出で西地区最下位に沈んでいるウォリアーズ(12勝40敗)はすでにグレン・ロビンソン3世(26)とアレック・バークス(28)の2選手を76ersに放出しており、ティンバーウルブスから加わるウィギンスを含めても、契約下にある選手はわずか11人。このうちステフィン・カリー(31)とクレイ・トンプソン(29)は故障で離脱しており、現時点では「実働9人」となっている。

 ピストンズのセンターで、過去4季で3回リバウンド王に輝いているアンドレ・ドラモンド(26)はキャバリアーズへ移籍する。

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