紀平梨花「史上最強にやばい」も連覇へ首位発進

[ 2020年2月7日 05:30 ]

フィギュアスケート四大陸選手権第1日   女子SP ( 2020年2月6日    韓国・ソウル )

女子SP、演技をする紀平梨花(撮影・小海途 良幹)
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 女子SPでは2連覇を目指す紀平梨花(17=関大KFSC)がトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)などを成功し、81・18点で首位発進した。

 ほぼ完璧に舞った紀平の満足度は、「85%」だった。冒頭のトリプルアクセルを鮮やかに決めると、左足首痛の影響で今季SPでは初めて跳んだ3回転ルッツも成功。「(アクセルは)しっかり集中して、いいのが跳べて良かった。(ルッツは)跳べて安心した」。演技を終えると、くるりと回りながら右手を天へ。81・18点で首位に立ち、男女通じて初となる連覇へ好スタートを切った。

 今大会前、紀平は苦しい胸の内を母・実香さんに吐露していた。「史上最強に、やばい…」。かかりつけの鍼灸(しんきゅう)院では、はりを打つ位置が1ミリずれるだけで指摘するほど鋭い感覚を持つため、スケート靴のフィーリングにも神経質になり、ジャンプの状態も急降下。大ピンチは、偶然が救ってくれた。

 1月下旬、メーカーの展示会のために衣装を貸し出す際、同時に過去のスケート靴も求められたため、3年前の靴を提出。悩みが深まる中、展示会から戻ってきた靴に試しに足を入れると「これ、いい!」と好感触。エッジの長さを現在のものに替え、かかとも中敷きで調整して4日の韓国での初練習に臨むと、不安は消えていた。

 2位のテネルに5・25点差をつけ、あす8日のフリーは21番目の最終滑走で登場する。4回転サルコーについては「やるとは言い切れないけど、やるつもりでイメージしながら練習に入りたい」と説明。冷静にコンディションを見極め、再び頂に立つ。 

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