NBAで背番号8を返上する選手がさらに増加 18人中7人が変更 ウィザーズの8番は八村

[ 2020年1月30日 11:36 ]

8番から88番に変更したピストンズのモリス(AP)
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 NBA元レイカーズのスーパースター、故コービー・ブライアント氏(享年41)が現役時代の前半に着用していた背番号8を返上する選手が急増。28日までにチームと正式契約を締結している18人中、7人が変更届を提出し、NBA側はこれをすべて受理した。

 今季21・2得点を挙げているネッツのスペンサー・ディンウィディー(26)は26、ブライアント氏と同じフィラデルフィア出身でピストンズに所属しているマーキーフ・モリス(30)は88、ウォリアーズのアレック・バークス(28)は20に変更。マジックのテレンス・ロス(28)は昨季までつけていた31に戻した。

 変更していない、もしくは変更届をまだ提出していないのはウィザーズの八村塁(21)、オールスターゲームでの初先発が決まっているケンバ・ウォーカー(29)、今季リーグ12位の25・2得点を挙げているブルズのザック・ラビーン(24)、スパーズでファイナル優勝経験のあるパティー・ミルズ(31)ら11人。レイカーズのガード、クイン・クック(26)は背番号2だが、それはブライアント氏とともにヘリコプターの墜落事故で亡くなった次女ジアナさん(享年13)がバスケットボールのユースチームでつけている背番号とあって、父子の番号を組み合わせた28に変更した。

 またマーベリクスのマーク・キューバン・オーナー(61)はブライアント氏が現役後半で着用していた背番号24をチームの永久欠番とした。なお24番はNBAでは少数派だが、グリズリーズのディロン・ブルックス(24)、ラプターズのノーマン・パウエル(26)、ブルズのラウリ・マーカネン(22)、ナゲッツのメイソン・プラムリー(29)さらに八村のチームメートでもあるウィザーズの新人、ギャリソン・マシューズ(23)ら8選手がこの番号のユニフォームを着用している。

 <変更組>

スペンサー・ディンウィディー(ネッツ)8→26
マーキーフ・モリス(ピストンズ)8→88
テレンス・ロス(マジック)8→31
ザイアー・スミス(76ers)8→5
モーリス・ハークレス(クリッパーズ)8→11
アレック・バークス(ウォリアーズ)8→20
ジャーリル・オカフォー(ペリカンズ)8→9
クイン・クック(レイカーズ)2→28

 <その他の背番号8の選手>

八村塁(ウィザーズ)
ザック・ラビーン(ブルズ)
ケンバ・ウォーカー(セルティクス)
パティー・ミルズ(スパーズ)
ダニロ・ガリナリ(サンダー)
ジャスティン・ホリデー(ペイサーズ)
ビスマック・ビヨンボ(ホーネッツ)
フランク・カミンスキー(サンズ)
トレバー・アリーザ(キングス)
エマヌエル・ムディエイ(ジャズ)
ジャレット・バンダービルト(ナゲッツ)



 

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