紀平まさかの最下位発進 好調ゆえの落とし穴…昼寝失敗で精彩欠く 

[ 2019年12月8日 03:00 ]

フィギュアスケートGPファイナル第2日 ( 2019年12月6日    イタリア・トリノ )

女子SPでまさかの6位発進となった紀平(撮影・小海途 良幹)
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 6日(日本時間7日)に行われた女子ショートプログラム(SP)で、連覇を狙う紀平梨花(17=関大KFSC)は、70.71点にとどまり最下位の6位となった。トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を完璧に決められず、3―3回転の連続ジャンプで転倒。緊張から昼寝に失敗して体力を奪われ、本番で精彩を欠いた。自己ベストの83.97点に遠く及ばない70.71点に、「体が全然、動かなかった。凄い悔しいというより、調整ミスでこの演技は当たり前」と肩を落とした。

 SP世界新で首位発進したコストルナヤとは14.74点差。日本女子として12、13年を制した浅田真央以来となる連覇は厳しい状況に立たされた。7日(同8日)の公式練習で4回転サルコーに3度着氷した紀平は、GPファイナル後も見据え、フリーに挑む。

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2019年12月7日のニュース