チェン 会心演技で3連覇!フリー&合計共に世界最高をマーク

[ 2019年12月7日 22:07 ]

<GPファイナル男子フリー>冷静にジャンプを決めるネーサン・チェン(撮影・長久保 豊)
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 男子フリーでショートプログラム(SP)首位のネーサン・チェン(20=米国)が、フリーでも世界最高の224.92点をマーク、合計でも世界最高の335.30点でGPファイナル3連覇を飾った。

 この日は、最終滑走の6番手で登場。フリップ、ルッツ、トーループ、サルコーの4種類5本の4回転ジャンプをきっちり決め、演技を終えると会心の笑みとガッツポーズで手応えを示した。

 冒頭の4回転フリップ―3回転トーループは5.03点の加点、続く4回転ルッツも4.27点と高い加点を積み上げるなど、技術点は合計97.73点、演技構成点も95.78点を積み上げた。フリーの224.92点は、今年の世界選手権で自身がマークした216.02点を8.90点、合計の335.30点も同大会でマークした323.42点を11.88点をも上回る高得点となった。

 この勝利で18年平昌五輪で5位となって以降、世界選手権、GPシリーズで負けなしの8連勝。GPファイナル3連覇は、羽生結弦(25=ANA)が2013年から4連覇して以来、史上2人目の快挙となった。

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