オーストラリアが初の4強入り 日本を下したチェコを12点差で振り切る

[ 2019年9月11日 23:41 ]

オーストラリアをけん引したガードのミルズ(AP)
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 男子バスケットボールのW杯中国大会・準々決勝最後の試合となった一戦が11日に上海で行われ、世界ランク11位のオーストラリアが同24位のチェコを82―70(17―17、16―13、30―18、19―22)で退けて1次予選から通算6戦全勝。W杯(旧世界選手権を含む)での過去最高成績は5位だが、12回目の出場で初めてベスト4に勝ち上がった。

 オーストラリアではNBAスパーズのガード、パティー・ミルズ(31)が6本の3点シュートなどで24得点を挙げ、クリス・ゴールディング(30)も4本の3点シュートなどで14得点をマーク。第3Qを30―18としてチェコを突き放した。

 1次予選で日本とトルコを下し、2次予選でもブラジルに勝った初出場のチェコは善戦。NBAブルズのガード、トマシュ・サトランスキー(27)が38分出場して13得点、9リバウンド、13アシストとあわやトリプルダブルの活躍を見せたがあと一歩およばなかった。

 なおオーストラリアは13日の準決勝(北京)で世界ランク2位のスペインと対戦。チェコは12日の5~8位決定予備戦でポーランドと顔を合わせる。準決勝と5~8位順位決定予備戦のカードは以下の通り。

 <5~8位決定予備戦>

 ▼12日=米国対セルビア(東莞)、チェコ対ポーランド(上海)

 <準決勝>

 ▼13日=アルゼンチン対フランス、スペイン対オーストラリア(いずれも北京)

 

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